セトレカレーに続きましてセトレオリジナルの日本酒「 sake 」と梅酒の商品開発をしています。

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今回の商品の舞台は、セトレならまちがある奈良・吉野 。
奈良・吉野にある酒蔵『美吉野醸造株式会社』の三代目蔵元杜氏・橋本さんとの出会いからオリジナルのお酒を作っていただくことになりました。美吉野醸造は「吉野の風土に寄り添う酒づくり」を掲げ、これまでの「おいしさ」の枠組みを広げる日本酒づくりに取り組んでいらっしゃる酒蔵です。

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▲ 美吉野醸造株式会社

セトレオリジナルのお酒は、吉野の百年杉で作った木桶で仕込むお酒です。

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今回お酒を作るにあたり、吉野の森をまもる守人・中井章太さんや材木のプロである吉野中央木材の石橋輝一さん、そして大桶を作れる唯一の工房ウッドワークスの方々から吉野の森や吉野杉について学び、そして木桶にする為の1本の木から僅かしか取れない木桶用の吉野杉を用意していただき、セトレオリジナル木桶を完成させました。

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守人・中井章太さん

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吉野中央木材の石橋輝一さん

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ウッドワークス藤井さん

均質なお酒を作るために、温度管理ができるホーロータンクで作るお酒がほとんど。そこをあえて酵母菌や温度管理ができないという難しい方法で作るのには意味があります。
私たちセトレがお届けする商品は、その商品を通してセトレがある地域を知って感じて欲しいという想いのもと動いています。木桶で作るお酒は、吉野の気候に合わせて菌が醸し出す、その時にしか出せない味わいを表現してくれます。吉野杉の木桶・吉野の米・吉野の空気で完成するお酒は、一口飲むと吉野の風景が見えてくる、そんなお酒になることを祈って。

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皆さんに飲んでいただけるのは5月予定。
ゆっくりペースですが、お酒についてお届けしていきます。お楽しみに!

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