カレーに合う「お米」を商品化

セトレオリジナル商品第1弾として販売中のカレー。

カレーといえば、カレーライス!

そう、「お米」が必要ですよね?

ということで、セトレオリジナルカレーをより美味しく召し上がっていただくために「お米」を探しに行ってきました。

夢前町FARM HOUSE

訪れたのは、兵庫県姫路市夢前町で米作りをされているFARM HOUSEの飯塚祐樹さん。(Story vol.4でご紹介)

姫路市街地を抜け、透明度の高い夢前川沿いを澄んだ空気の方向へ車を30分ほど走らせると、美しい山並みとイキイキと空に向かって伸びる緑々しい稲のコントラストが印象的なFARM HOUSEに到着。

連日の猛暑の中の農作業で真っ黒に焼けた飯塚さんが迎えてくださいました。

 

酒米がカレーに合うという新説!

カレーに合う「お米」を販売したくて探しているという私たちの相談に飯塚さんから返ってきた答えは・・

『カレーには酒米が合う!いっぺん食べてみて。』と。

酒米って日本酒を作る為の品種であり、そもそも食べられるの?と思いますよね。

まずは、騙された?!と思って、食べ比べをさせていただくことに。

飯塚さんが育てられている「ヒノヒカリ」と酒米「山田錦」をセトレオリジナルカレー「桃色吐息ポークのスパイスキーマカレー」と合わせて試食してみることしました。

 

まずは、炊飯前のお米の見た目。

(左:酒米「山田錦」 右:ヒノヒカリ)

写真で少しわかりづらいかもしれませんが、左の山田錦の酒米は粒が大きい!通常の米粒の1.3倍ほどの大きさがあるそうです。

しかしまだ、、カレーに合うか否かはわかりません。

実食!

 

カレーに合う「お米」発見!

飯塚さんのおっしゃる通り、日本酒の原材料として作られている酒米「山田錦」が、カレーに合うんです。

食べてみて納得。

 

酒造りに適した酒米の条件として言われていることは、粒の大きさと、”心白”があること。

心白は酒米の米粒をよく見ると白く見える部分があり、食用米にはほとんどないと言われています。

この心白があることで、酒造りにおいて重要な麹菌が米の中まで浸透しやすくなり、良い米麹ができあがるそうです。

 

この粒の大きさと心白によりしっかりとした食べ応えがあり、

更に食用米のような粘りが少ないことから、口の中でお米がパラパラとほどけ、

カレーとライスがうまく絡まり合って「ザ・カレーライス」が完成するのです。

酒米には、カレーを邪魔してしまうような甘みもない。

まさにカレーを食べるためのお米の様でした。

(いや、、そもそも日本酒のためのお米なのですが・・笑)

 

これは、セトレオリジナルカレーたちと一緒に販売する販売するしかない!

ということで、「カレーに合うお米」として、商品化することにしました。

楽しみにしていてくださいね。