コミュニティホテルとして地域の「人・モノ・資源」を発掘・発信し、地域経済の活性化に貢献したい、そんな想いを持つ私たちセトレグループ。
2013年に“自然との共生”をテーマにオープンした「セトレマリーナびわ湖」では、滞在中に触れていただける家具にもこだわりが詰まっています。

琵琶湖が面積の1/6を占める滋賀県。実は森林面積はその3倍、県土の約半分にもあたります。
日本は森林に恵まれた国でありながら、違法伐採材の使用も多く、山々が荒廃している現状があることはご存じでしょうか。
滋賀県も同様であり、母なる琵琶湖を守っていくためには、その水を育む周りの山々を大切にしていくことが必要不可欠なのです。

琵琶湖を取り巻く自然との共生をテーマに掲げるセトレマリーナびわ湖。
客室やラウンジ、ライブラリー、レストランなど、お客様にお過ごしの中で使っていただく空間では、WISE・WISEさんと一般社団法人kikitoさんのコラボ家具をふんだんに使用しております。

「自然と人」「人と人」の関係をつくる‐WISE・WISE‐

トレーサビリティが明らかな「フェアウッド」のみを家具作りに使用するWISE・WISEさん。

日本では「木を伐採しない」ことによる環境破壊が進んでいるのだそう。
WISE・WISEさんはそんな問題に向き合い、違法伐採された木材ではなく繋がりのある森林の国産材・地域材を使用するため、直接山に足を運び、「自然と人」「人と人」の関係をつくることにこだわっています。

WISE・WISEさんは、“人・社会” “地球” “コミュニティ” の3つを大切にした活動を実践しているスターバックスさんの、木材を活用した店舗づくりにも関わっているんですよ。

びわ湖の森を元気に‐一般社団法人kikito‐

「びわ湖の森を元気にすることは、森林だけでなくびわ湖が育むたくさんのいのちを元気にすること、豊かな未来をつくること」そんな想いで活動する一般社団法人kikitoさん。

kikitoさんには以前、『SETREと人』のコラムにてお話を伺う機会もありました。
家具だけではなく、朝食で使用する木箱やチェックイン時にお客様へお渡しするアロマ木などの制作にも関わってもらっています。

「すぐそこにある非日常」

特に多様な家具に触れながらゆったりとしたお時間をお過ごしいただけるのが、「すぐそこにある非日常」というホテルのコンセプトを体感できるラウンジ。

こちらはWISE・WISEさんの関西ショールームも兼ねたスペースです。
ホテルでありながら、パーソナルな雰囲気を演出することで、「非日常」と「日常」の境界にある過ごしを演出しています。

滋賀を感じる

客室のテーブルで、信楽焼のカップに淹れた滋賀の和紅茶を。
ラウンジで、信楽焼の器によそったお菓子に滋賀の地酒を添えて。
レストランで、琵琶湖を巡る“めぐり”のコース料理を。

滋賀県産の木材をふんだんに使った家具で、琵琶湖や滋賀の人々が育むたくさんの恵みを堪能する、そんな「滋賀づくし」の過ごしは、初めての滋賀旅にはもちろん、滋賀に暮らすお客様にとってもかけがえのないお時間になるのではないでしょうか。

セトレマリーナびわ湖には、滋賀県産の木材を使用した家具の他にも、伝統的な土壁や、永源寺地区の杉の木を使ったチャペルなど滋賀を感じていただける様々な仕掛けがあります。
気になる方は、ぜひセトレマリーナびわ湖の『建築・デザインについて』の記事もご覧ください。

私たちのホテルが、1人でも多くのお客様に“滋賀のステキを発見するきっかけ”をご提供できますように。