セトレグラバーズハウス長崎|村田さるく
“見る”から“感じる”長崎の魅力
~長崎の魅力をあちらから、こちらから~
「へー知らなかった」「この碑にそんな意味があるんですね」
居留地をぶらぶらまち歩きする「さるく」途中、お客様の驚いたようなお声が響きます。
『長崎の魅力をいろいろな角度から掘り下げて、お客様と地域の方々とご一緒に楽しむ機会を作っていきたい。』
そんな想いから「セトレグラバーズハウス長崎」では、長崎に暮らす人や長崎を愛する人たちと手を取り合って、歴史、文化、食など多方向から“長崎を感じる”体験のお手伝いを始めています。
今回ご紹介する「村田さるく」はその取り組みのひとつ。
長崎の魅力である地域の資源を、お客様にお伝えするイベントです。
お客様にも地域の方々にも新鮮さのある“ホンモノの長崎”をお届けしていきます。
「村田さるく」でゆっくり、ぶらぶらまち歩き
「さるく」とは、まちをぶらぶら歩くという意味の長崎弁。由来は古語の「為歩く(しありく)」から来ているのだそう。長崎では「さるく」と呼ばれるまち歩き観光に力を入れています。
セトレグラバーズハウス長崎オリジナルの「村田さるく」では、大浦天主堂やマリア園など居留地をお散歩しながら歴史の足跡をたどります。
洋館のレリーフに目を奪われたり、足裏に感じる石畳に想いを馳せたり。
頬をなぜる海風を感じながら、等身大の長崎が体験できるとご好評を頂いています。
「さるく」をご案内するスタッフ村田をご紹介いたします。
村田は長崎の山手、大浦地区で小中高時代を過ごした生粋の長崎っ子。
訪れる方にもっと長崎を知っていただきたい!という気持ちから、長崎検定にも合格したのだとか。
その地元愛溢れる熱意から2018年にスタートした「村田さるく」は、現在700名を超えるお客様にご参加いただいています。(2024年9月集計)
案内人、スタッフ村田の想い
お客様ひとりひとりに寄り添ったさるくを
スタッフ村田がさるくを始めたきっかけは、行くだけ、見るだけではわからないホンモノの長崎を知っていただきたいという気持ちから。
さるくを通して、より長崎の旅を深く楽しんでいただけたらと話します。
“教科書のようなご案内ではなく、人に焦点を当てる”のが村田流のご案内ポイントだそう。
「セトレグラバーズハウス長崎がある外国人居留地は、目につきにくい碑があり、そこに人間ドラマが隠されているんです。歴史が苦手なお客様にも、歴史の中に息づく人々の人間味をお伝えして興味を抱いてくださるとうれしいですね。」と村田は話します。
お客様から「村田さんは自身を歴史オタクとおっしゃっていましたが、歴史のエキスパートだと思います。」とうれしいお言葉を頂いたこともあるスタッフ村田。特に印象に残ったご案内がお二組いらっしゃるとのこと。
お一組は、お名前の由来を坂本龍馬から取られたというお客様です。
いつか長崎へ行った際には竜馬ゆかりの亀山社中に行きたいと思っていらしたそう。
竜馬の痕跡をたどるコースをご案内させていただき、竜馬話に花が咲いたんだとか。
もうお一組は、銀婚式でいらしたお客様。
急遽予定を変更してさるくにご参加してくださいました。
「ご案内中に私の祖母が原子爆弾にあった体験をお話したところ、ご夫婦とも涙してくださり、それに私も涙を誘われ・・・お客様の温かいお人柄に触れた一件です。」嬉しさと感謝の気持ちでいっぱいになった体験として、村田の胸に刻まれています。
これからのさるく、これからの長崎
もっとお届け“ホンモノの長崎”
村田さるくはご好評をいただき、「誰も教えてくれない日本の歴史の一部を教えてもらえた。」
「夜景ツアーでは夜景のみならず、歴史にまつわる話をたくさん聞けて参加して本当によかった!」とお客様からうれしいお声をたくさん頂いています。
リピーターのお客様も増えてきましたので、さらにコースを変えてご案内したいと考えています。
村田さるくをご希望のお客様は、宿泊のご予約時かお電話(095‐827‐7777)にてご予約ください。
セトレグラバーズハウス長崎は、これからも”ホンモノの長崎”をお伝えしていきます。
「長崎を知る、遊ぶ」をコンセプトに長崎の魅力を紹介する雑誌『樂(らく)』と協力しあって、イベントなどを通して長崎の地に根付いている文化や歴史を発信していきます。
私たちが目指す『人と人とのつながりを提案するホテル』で、お待ちしております。