「セトレならまち」では、2022年6月より宿泊者の方にホテルでの過ごしの中で自然の循環を体感できる循環型オーガニックガーデン「BIO YARD」を導入しました。
セトレならまちでは、継続的に自然の環境について考えて学び、ここでしか出来ない体験やイベントを今後も開催していく予定です。

背景

私たちSETREグループは、これまで、ホテルのある地域の生産者や職人、その土地に根付く文化や築かれてきた歴史に着目し、地域資源を企画することを掲げ、ホテルを営んできました。

近年の未曾有の事態で価値が変わりゆく時代となり、改めてSETREが大切にしたいことは何か、見つめ直しました。私たちは、常に「作り手」を軸において取組んでおりますが、これからの未来を考える中で、“三方よし”という商品原則のベースに「作り手よし」「地球よし」「未来よし」を加えた“六方よし”をクリアにすべき方針を打ち出しました。

その中でも、年々強く意識せざるを得ない、環境破壊や気候変動問題などの地球レベルでの課題に、目を背けることなく向き合いたいと考え、2022年できることから一歩づつ取り組んでいきたいと思っています。

そんな中、山から美と健康、そして安心安全な食へという循環「木浴に入ることで、おのずと山と食を守る」をコンセプトとし、サスティナブルな社会への貢献を目指している「えん発酵温熱木浴運営会社 Flavor株式会」社さまと出会い、セトレならまちの中庭で小さな地球「BIOYARD」を一緒に創ることが実現しました。

セトレならまちにご宿泊のお客さまにホテルは泊まるだけではなく、滞在中に「BIO YARD」で過ごしてもらうことで、体験しながら自然の循環について考え、学べる場を提供したいと考えています。

「BIO YARD」とは

自然の恵みを発酵の力で循環させ、山と人と土を喜ばす
1. 山や森の間伐材・小径木残材を庭園造りに利用し環境配慮

2.発酵温熱木浴のASHIYOKUで人々に癒しと健康を提供

. ASHIYOKUで出た発酵堆肥を活用し、目前の庭の土壌を全てオーガニックへ変える

4.栽培期間中農薬不使用の野菜をホテルのレストランで食する

5.レストランでの生ごみはニワトリとコンポストで分解