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2021/03/26

身も心も整う至福の時間。気になる奈良のフィンランド式サウナとは

現在流行中のサウナ。心も体も”整う”と熱心に通っている人も多いのではないでしょうか。

また、旅先でもその土地のサウナを楽しむという人も増えてきているよう。観光地としても人気の奈良。たくさん歩き疲れた体をサウナで癒す時間は最高です!一方で、「あの息苦しく、熱い空間がどうも苦手・・・」という声も多く聞かれます。

今回は、サウナが好きな人も苦手な人でもOKな奈良で楽しめる”フィンランド式サウナ”をご紹介します!

フィンランド式サウナとは?日本のサウナとの違いとその種類

まずは「フィンランド式サウナ」という言葉、聞きなれない人も多いのではないでしょうか。そもそも”サウナ”という言葉自体、フィンランド語だそう。フィンランドはサウナ発祥の地として、古くからサウナ文化が根づいている国なのです。

そんなフィンランド式サウナ、日本でよく見られるサウナとどう違うのでしょうか。

フィンランド式サウナは快適な温度と高い湿度が特徴

まず日本でよく見られるサウナは、「ドライサウナ」と呼ばれるもの。温度は約90℃から110℃とかなり高温なのが特徴です。さらに湿度が10%前後。つまり極度の高温乾燥状態のため、息がしずらいと感じるのはそのためです。サウナ室にいる間はグッと我慢して、その後は水風呂で、というパターンがよく見られます。

一方、フィンランド式サウナと呼ばれるサウナは、「ウエットサウナ」と呼ばれるタイプ。温度は70℃~80℃位でドライサウナより低温です。そして大きな特徴が湿度。熱せられた石に水をかけ、水蒸気を発生させ湿度を上げます。湿度が高めな状態なので、呼吸も楽々。

サウナ室から出た後は、そのまま外の湖や雪に飛び込むという外気浴が行われます。ゆっくりとリラックスするための空間として、フィンランドでは昔から生活に根づいています。

フィンランド式サウナは3種類

フィンランド式サウナの特徴が分かったところで、ここからはフィンランド式サウナの種類について解説します。2000年以上の歴史がある本場フィンランドのサウナ。当然その長い歴史の間に進化しており、大きく分けると3種類に分けられます。

まずは「スモークサウナ」。フィンランドで最も伝統的なサウナで、スモークサウナ内には大きなストーブが。このストーブで薪を燃やし、サウナ内を暖めます。煙突がついていないため、サウナを暖めるときには煙が充満します。そのため、一旦煙を外に排出してから人が入るという流れです。スモークの香りが楽しめるという特徴が。

2つめは「木材加熱式サウナ」。先ほどご紹介したスモークサウナと大きく違う点は、こちらは煙突がついていること。サウナを暖める際の煙は煙突から排出され、準備をする点においては、スモークサウナよりグッと手軽さが増します。

そして3つめが「電気加熱式サウナ」と呼ばれるもの。火を起こす必要がなく温度設定もボタン一つでできるため、安全性、利便性には大変優れています。現在、本場フィンランドの町なかのサウナの大半がこの電気加熱式サウナのようです。ただし、木の香りなど雰囲気も含めてリラックスをしたい!という場合は、上記の2つに比べるとやや劣るかもしれません。

奈良でフィンランド式サウナを楽しむならume,yamazoe

 

ここまで読まれた方、フィンランド式サウナについて気になってきませんか?とはいうものの、フィンランドまで実際に足を運ぶことは難しい!そんな人におすすめしたいのが奈良にあるume,yamazoe。奈良県の山間の村、山添村にある1日3組限定のホテルです。

「ちょっと不自由なホテル」をコンセプトとした、奈良の自然と調和し生きるエネルギーを取り戻せるホテル。JR、近鉄奈良駅から車で約45分、大阪からも約1時間と意外にも気軽に足を運べる距離感なのが嬉しいですね。

実は、このホテルではじわじわ話題となってきているフィンランド式サウナを体験できるのです。

ume,saunaで想像以上のリラックス効果を

そんなume,yamazoeで楽しめるのが「ume,sauna」。木から宿った生命(火)で、めざめる」をコンセプトに設計されたサウナとして、「とにかく身も心もしっかりほぐれてととのう!」と評判を呼んでいます。

奈良県山添村の良さが、最大限に取り入れられているのが特徴的で、火入れは山添村の杉をはじめとした薪が使われ、室内は和の香り漂う空間となっています。蒸気を発生させるため、アツアツの石にかけられるのは山添村の名産である「大和茶」。湿度が上がり快適さも増すと同時に、お茶のいい香りにも癒されるというリラックス効果が。まさにume,saunaならではのおもてなしがたくさん!

また、室内は少し暗く、あえて目線の高さに窓を設けていません。瞑想のような静かなひとときをしばし味わって。

泊まって、ゆっくりフィンランド式サウナを体験するのもよしですが、日帰りプランもあるので1日しか休みが取れない人でも足を運びやすいのが嬉しいですね!

ume,yamazoe
住  所:奈良県山辺郡山添村片平452
電話番号:0743-89-1875
アクセス:
【車】
近鉄・JR奈良駅より車で約45分
大阪駅から車で約1時間
【電車】
近鉄・JR奈良駅より約45分
近鉄 名張駅より約15分
ホームページ:ume,yamazoe公式HP

フィンランド式サウナとの相乗効果がスゴイ!山添村の環境

 

ここまではume,saunaのハード面について主にご紹介してきましたが、ume,saunaで得られる深いリラックス効果は山添村の環境にもあり!ここからは、ume,yamazoeがある奈良県山添村の環境についてご紹介します。

奈良県山添村は人口約3,000超の村。奈良県の北部に位置しており、名古屋から車で1時間半と、東海エリアとも近く、奈良、京都、三重の多様な文化が交わりあった地域です。

”村”という人口規模の小ささもあり、都市部のような利便性はないかもしれません。しかし、都市部ではお金をかけても、どうしても作り出せない自然環境の豊かさが最大の魅力であり、価値。コロナ禍で癒しを求める人から、山添村のような環境は今後より求められていくのではないでしょうか。

山添村のフィンランド式サウナでは、「雲海外気浴」ができることも

そんな山添村にあるume,saunaから出た後は、屋外に設置された水風呂ですっきり!竹林に囲まれた爽やかな空間で、身も心も気持ちよくなること間違いなしです。また、ゆったりと寝そべりながらリラックスできる外気浴スポットも用意されています。運が良ければ、雲海が眼前に広がることも!

日常の雑音が一切なく、そこにあるのは小川のせせらぎ、風の音、鳥の声。フィンランド式サウナの設備面だけでなく、山添村だからこその環境がより深い癒しを与えてくれるのは間違いありません。

山添村に広がる山々と青い空を、ただただぼーっと眺めて頭を空っぽに休める時間は最高に贅沢な時間。大阪からわずか1時間で味わえる異世界にトリップしたような感覚、あなたも味わってみませんか?

セトレならまち
SETRE NARAMACHI
住所:奈良県奈良市高畑町1118
TEL:0742-23-2226
営業時間:
【ホテル】 火曜定休
http://www.hotelsetre.com/naramachi
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