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2021/03/2

オシャレで人気の長崎の波佐見焼!その特徴と歴史など魅力をご紹介

長崎県で注目を集める波佐見焼。モダンでシンプル、普段使いで気負わないけどお洒落で使いやすい器として、近年高い人気を誇っています。

今回は、「使いやすい日常の器」がコンセプトの波佐見焼の魅力についてお届けします。また、ぜひ直接手に取って選んでみたいという方必見、波佐見陶器まつりについてもご紹介します。

長崎で出会う素敵な器、波佐見焼とは?特徴について

全国各地にはたくさんの焼き物の生産地があり、窯元巡りをするのが旅の楽しみ!なんて人も多いのではないでしょうか。ここからはさっそく、長崎で出会える波佐見焼の特徴をご紹介していきます。

波佐見焼というと、透けるような白磁の美しさが特徴。そして藍色で絵付けされる白と藍のコントラストが美しい食器です。シンプルなデザインで日用品として愛されているのも納得。

実はこの白磁の美しさの秘密は、主原料にあります。天草陶石という石が使われており、焼き縮みが少ないのが特徴です。さらに焼き上げると白く上品な仕上がりに。

さらに成形、素焼、下絵付け、釉かけ、本焼成などの各工程は分業して行われているのも特徴。それぞれの工程で職人さんが、各々に特化した高度な技術を駆使し生産されているのです。

伝統と新しさが融合する、常に進化し続ける「波佐見焼」

そして近年の波佐見焼の特徴というと、そのデザインの豊富さが第一ではないでしょうか。遊び心あるポップなデザイン、色使い、流行の北欧デザインなど本当にさまざま。カフェで使われているような、シンプルで飽きのこないデザインが魅力的です。見ているだけで、心がウキウキするようなおしゃれな器がたくさん!思わず色々手に取ってしまいたくなりますね。

同じ波佐見焼と一口に言っても、窯元や店舗によって大きくデザインが異なります。好きなテイストの窯元を見つけるのも、お楽しみのひとつ!

波佐見焼は「暮らしの中に生きる焼き物」ともよく言われます。そのため、時代の流れや人々のニーズに沿った、新しいモノづくりに対するスピード感と柔軟さこそ特筆すべき点ではないでしょうか。これこそが波佐見焼の根本的な特徴と言えるもの。

そしてこの変化に対応できるのは、伝統的な高い技術があるからこそ。これからも進化し続ける波佐見焼、ぜひ日常に取り入れてみたくなりませんか。

長崎で誕生した波佐見焼の歴史とは?

そんな波佐見焼の歴史について、ご紹介。波佐見焼が誕生したのは、なんと今から約400年前の慶長4年のこと。佐世保市東部に位置する波佐見一帯において、連房式階段状登窯で焼き物作りを始めたことに遡ります。

当初は施釉陶器を作っていたようですが、次第に青磁をメインとした製造へ移行していきます。その結果、詳しくご紹介する「くらわんか碗」をきっかけに江戸時代後期には染付磁器の一大生産地となるのです。

この生産を管理していたのは大村藩。1665年から1873年にかけて皿山役所を設け、波佐見焼の発展と販路拡大を狙いました。実はこの波佐見焼は国内だけでなく、海外への輸出も盛んに行われていたよう。

「コンプラ瓶」と呼ばれる、白磁器で徳利のような形状の磁器。当時は酒や醤油の輸出容器として、オランダやポルトガルに大量に輸出されていたようです。白磁に洋文字が染めつけられているのですが、今私たちが見てもおしゃれだと感じられるのではないでしょうか。

このように、大村藩の手腕により国内はもとより海外へも波佐見焼が広まっていったのです。

高級だった陶磁器を一気に庶民広めたのが「くらわんか碗」

そんな波佐見焼が、国内で一気に多くの人の手に渡るようになったきっかけは「くらわんか碗」。くらわんか碗とは、簡単な染付文様が描かれた磁器のこと。素朴ではありますが、丈夫で割れにくく日常使いにもってこいの器。江戸時代、この波佐見焼の商人が、「餅くらわんか、酒くらわんか」とこの器を売りに歩いたことから名づけられました。

当時、磁器は高級品。しかしこのくらわんか碗は手頃な価格だったため、一気に庶民に普及していきました。磁器は庶民の手には遠く届かないもの、という常識を覆し日常食器として一気に庶民の手に。また、このくらわんか碗の普及により日本の食文化の発展、及び庶民の暮らしの質の向上にも大きく影響を与えたと言われています。

現在の波佐見焼も、我々の生活のニーズやデザインを取り入れ進化し続けています。一方気負わず使え、暮らしの中に生きる焼き物としての原点は連綿と受け継がれているのを感じますね。

GWは「波佐見陶器まつり」でお気に入りの一枚を見つけて

 

この時代、通販サイトを通じて好きな時に好きなタイミングで、波佐見焼を手に入れることもできますが、せっかく長崎に訪れるならぜひ手に取ってお気に入りを見つけてみたいと思いませんか?色や質感はもちろんですが、手に取った時の重さや馴染みを自分で感じながら選ぶ瞬間もまた楽しいひとときですよね。

そんな人にぜひおすすめしたいのが「波佐見陶器まつり」です。毎年GW期間中に開催される陶器市で、約150の窯元やメーカーの波佐見焼が一堂に介するイベント。そのためたくさんある窯元やショップの波佐見焼を、この場で一気に見ることができますよ。さらに、30~40%オフでの販売もあり、お得に波佐見焼を手に入れるチャンスとなっています。

出店は「HASAMI」ブランドで人気のマルヒロや、老舗メーカー白山陶器、若い世代から注目を集めるnatural69など、人気店もたくさん!この機会にぜひ足を運びたいところです。

器好きにはたまらない!「有田陶器市」も同時期に開催

会場は、本会場と第二会場に分かれています。とにかくたくさんの波佐見焼に出会いたい!こだわりの窯元の商品を手に取ってみたい!という人は、本会場がおすすめ。また、本会場では、お買い物だけではないお楽しみも。陶器の町、波佐見町ならではの陶芸体験コーナーも用意されています。オリジナルの波佐見焼に挑戦してみたいなんて人もぜひ本会場に足を運んでみては。

一方、第二会場は波佐見陶器を扱う商社が出店しています。本会場と比べると、出店数も少ないため比較的混雑も少なめ。落ち着いてゆっくりお気に入りの一枚に出会いたい!という人にはおすすめです。

ちなみに、毎年この波佐見陶器まつりと同時期に「有田陶器市」も開催されています。なんと、波佐見陶器市の本会場から有田陶器市まで無料のシャトルバスが運行されています!器好きにとってはたまらない”はしご”となりそうですね!

なお、2020年の波佐見陶器まつりは新型コロナウイルスの影響で中止となっています。2021年の開催に関してはまだ情報がでていませんので、下記のHP等でチェックしてみてくださいね。

波佐見陶器まつり
開催場所:【本会場】やきもの公園
長崎県東彼杵郡波佐見町井石郷2255-2
【第二会場】波佐見・有田インター
長崎県東彼杵郡波佐見町折敷瀬郷
アクセス:【本会場】 「波佐見有田IC」から車で5分、「嬉野IC」から車で15分
【第二会場】西九州自動車道「波佐見有田IC」を出てすぐ右側
開催期間:4月29日~5月5日
開催時間:9:00~17:00
問い合わせ先:0956-85-2214(波佐見陶器まつり協会)
ホームページ:波佐見陶器まつり協会公式HP

セトレ グラバーズハウス長崎
SETRE Glover's house NAGASAKI
住所:長崎県長崎市南山手町2-28
TEL:095-827-7777
営業時間:
【 ホ テ ル 】火曜定休(祝日・夏期・年末年始除く)
※水曜日は10:00~の営業となります
【ブライダル】平日12:00-19:00/土日祝10:00−20:00/火曜・水曜定休
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