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2020/09/30

定番の神戸グルメを知り尽くしたあなたに!知る人ぞ知る神戸のグルメをお届け

洋食や洋菓子にパン、神戸牛に中華など神戸はグルメ天国!旅の楽しみである食を大いに楽しむことができる神戸は全国の食通たちをも唸らせます。今回は定番の神戸グルメを知り尽くした方に、あまり知られていない神戸のグルメをお届けします!SNS映えの華やかなグルメもいいですが、シンプルに素材の味そのものを楽しむのもたまにはいいですよね。鮮度抜群、選りすぐりの神戸グルメをお楽しみ下さい!

ふわとろ食感にお出汁が染み渡る!「明石焼き」

ふわふわ卵のとろける食感がなんともおいしい明石焼きは、明石市を代表する郷土料理。見た目が似ていることからたこ焼きと同じ種類だと思われがちですが、明石焼きは本来「玉子焼」と呼ばれるほど卵をふんだんに使用した料理なので、小麦粉をメインに使うたこ焼きとは全くの別物になります。

明石焼きの歴史は古く、江戸時代から食べられていた記録が残っています。鶏卵を贅沢にたっぷり使うため生地が黄色く、銅鍋で調理されるので表面が焦げずにつややかなのが特徴です。また、ふわとろの食感を演出しているのは、鶏卵の他に「浮子」と呼ばれる粉の存在があります。小麦粉のでんぷんを主成分とした浮子は、加熱しても固くならないので、生地をふわりと仕上げるのに欠かせない材料。お店によって小麦粉や浮子の配合比が違うので、食べ比べするのも楽しいですね!

また、明石焼きの味の決め手となる「出汁」はお店のこだわりが溢れています。実は、熱々と冷たい2種類のお出汁があることはご存知でしたか?お店によっては両方提供している所もあります。木製のまな板上の板にきちんと整列した明石焼を、お箸でそっとすくうように持ち上げ、お出汁に通していただきます。お出汁がじゅわっと染み込んだふわふわの生地は、口いっぱいにしあわせが広がりますよ!

老舗で味わう本場の明石焼き「たちばな」

神戸市内で明石焼きを楽しむならここ!つややかな黄金色に輝く表面と、ふんわりとろとろの中身が絶品の明石焼きを堪能できます。元町のアーケード街にある本店は、テーブル席もありますが、ここは熟練の技が近くで見れるカウンター席にぜひ座ってみて下さいね。お箸と千枚通しの2本使いで手際よく明石焼きを作る工程を間近で見ることができます。関西風の上品な薄味のお出汁は香りもよく、みつばを添えると明石焼きの風味も引き立ちます。お持ち帰りもできるので、お土産にもおすすめです!
https://tabelog.com/hyogo/A2801/A280102/28001587/

鮮度が命!つるんとした食感とプチプチした歯応えがたまらない「生しらす丼」

つるりとした滑らかな食感と、プチプチとした歯応えが楽しい生しらす丼。透き通るほど美しい見た目と、ほのかな天然の甘味は新鮮である証し。海辺の街に来たら絶対食べたい!と年々人気が高まっている生しらす丼は、鎌倉や白浜の名物として人気がありますが、神戸から車で約40分の淡路島でも堪能することができます!

実は、しらすは特定の魚を指すのではなく、イカナゴやイワシ、アユやニシンなどの稚魚の総称を意味します。色素がなく、白く透明な状態が特徴です。稚魚なので骨が発達しておらず、そのまま全部食べることができるので、タンパク質やカルシウムが豊富な栄養満点の食材ですね。ほとんどは塩ゆでをして加工され、それを干したものが「ちりめんじゃこ」です。また、一部では生きたままのしらすをそのまま食べる「踊り食い」も好まれているそう。

四方を海に囲まれ、豊かな自然に恵まれた淡路島のしらすは鮮度抜群!ベテラン職人が目利きしたしらすは、水揚げ直後に瞬間冷凍されそのスピードは上質なしらすであることを約束してくれます。淡路島は全国的にもしらすの漁獲量が最も多い地域として有名です。旬を迎えるのは、4~5月と9月中旬~11月の2回。特に秋に獲れたしらすは脂がのっていてとても美味。ぜひ、この時期を狙って淡路島を訪れてみて下さいね!

シンプルな味付けが鮮度の良さを物語る!「渡舟」

明石海峡大橋を渡り、淡路インターから南に車を走らせると、淡路島の魚介を堪能できる「渡舟」に到着。透明な生しらすがたっぷり山盛りになった姿は、一目で鮮度の良さがわかります。つるっとした食感に、プチプチ弾ける歯応え、柑橘系の白ポン酢がしらすの旨味を引き立てます。ご飯もたっぷり入っているので、ボリュームは満点ですが、シンプルな味付けなので女性でもあっという間に食べられちゃいます!
https://tabelog.com/hyogo/A2806/A280601/28021738/

神戸の春の風物詩!熱々のご飯にぴったりな「いかなごのくぎ煮」

熱々のご飯にぴったりの「いかなごのくぎ煮」は、神戸の人々にとって昔から馴染み深い郷土料理の一つ。ご飯のお供にベストなこのお惣菜は、神戸市民にはなくてはならない食卓の味です。神戸のお土産にぜひ買って帰りませんか?

いかなごは日本各地で漁獲できる稚魚で、関東では「コオナゴ」とも呼ばれています。青森県の陸奥湾、三重県の伊勢湾や大阪の大阪湾、そして瀬戸内沿岸の淡路島や明石がいかなごの主な漁獲地として有名です。しかし、近年は気候変動をはじめとする環境の変化の影響が大きく、漁獲量は大幅な減少傾向にあるので、いかなごのくぎ煮は年々貴重な食材になっているのです。

春になると播磨灘や大阪湾にかけていかなご漁が解禁され、スーパーや店頭では「いかなご入荷!」のポップが並び春の風物詩として神戸の街が賑わいます。獲れたての新鮮ないかなごは、砂糖、醤油、みりんや生姜で味付けされ、ふっくらと柔らかく炊き上げられます。水分がなくなるまで甘辛く煮詰めたいかなごは、茶色く曲がっており、その姿が錆びた釘を連想させることから「くぎ煮」と呼ばれるようになりました。

神戸市内の百貨店やスーパー、淡路島や明石のサービスエリア、新神戸駅、神戸空港など神戸のお土産コーナーでは、種類も豊富ないかなごのくぎ煮が販売されています。定番の甘辛煮をはじめ、山椒や唐辛子をアクセントにしたものもあります。

神戸の伝統の味を食卓に!「伍魚福」

くぎ煮を登録商標している長田区の「伍魚福(ごぎょふく)」は、くぎ煮をはじめとするおつまみの専門店。ビールや日本酒、チューハイやワインと様々なお酒に合う個性豊かなおつまみを提供しています。甘辛煮、山椒入りの他に珍しいくるみが入ったくぎ煮もありますよ!淡路島周辺で獲れた新鮮ないかなごを贅沢に使用したこちらのくぎ煮は、生姜の風味が際立つ上品な味わい。お取り寄せもできるので、神戸に行かなくても手に入ります!
https://gogyofuku.com/c/0000000132

ホテルセトレ神戸・舞子
HOTEL SETRE
住所:兵庫県神戸市垂水区海岸通11-1
TEL:078-708-3331
営業時間:
【ホテル】火曜定休(祝日・夏期・年末年始を除く)
【ブライダル】平日12:00-19:00/土日祝10:00−20:00/火曜・水曜定休
http://www.hotelsetre.com/maiko
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