兵庫県淡路島は穏やかな瀬戸内海に囲まれた自然豊かな島です。「淡路牛」や「淡路島玉ねぎ」などのご当地食材をはじめ、温泉、レジャー施設も多いため、お出かけスポットとして人気のエリアです。

そんな淡路島で人気の観光スポットのひとつ「鳴門の渦潮クルーズ」をご存知ですか？「鳴門の渦潮」は淡路島の南部で見ることができる海の不思議な自然現象。

鳴門の渦潮クルージングでは、ダイナミックな鳴門の渦潮を間近で見ることができます。大迫力の光景を体験できることから、淡路島に行くなら絶対行くべき観光スポットなんですよ。

今回は「鳴門の渦潮クルーズ」についてご紹介します。

鳴門の渦潮とは

渦潮とは、激しい潮流が発生し海が渦を巻く自然現象のことです。鳴門の渦潮は、徳島県鳴門市と淡路島との間にあるある「鳴門海峡」で見ることができます。

鳴門の渦潮の特徴は思わず圧倒されるダイナミックさ。鳴門の渦潮は「世界三大潮流」とも呼ばれています。

最大時速は20km以上、最大の直径はなんと20mに及ぶことも。大きく豪快な音を立てながら渦を巻く様子はとてもダイナミックで吸い込まれてしまいそう！

淡路島の自然が織りなす圧巻の光景です。

鳴門の渦潮を見るならクルーズがおすすめ！

渦潮を間近で見たい！それなら渦潮を最も近くで見ることができるクルーズ船がおすすめ。

船が渦潮が発生するスポットのすぐ近くを通過します。クルーズ船によって楽しみ方は様々。

ここではおすすめのクルーズ船と楽しみ方をご紹介します。

大型観潮船わんだーなると

所要時間は約３０分、予約不要なので気軽に渦潮クルーズを楽しむことができます。渦潮付近は流れが早いため心配なのが船の揺れ。

ですが「わんだーなると」は、定員３９９名の大型船のため揺れが少なくて安心。展望デッキがあり、間近でゆったりと渦潮を見ることができます。

小型水中観潮船アクアエディ

「アクアエディ」は定員４６名の小型船。クルーズ船には珍しい水中展望室が備わっており、水の中から渦潮を見ることができるんです。

もちろんデッキから渦潮を見ることも可能。水中と水上、両方から渦潮を眺める体験ができます。小型高速船ならではのスピード感のある運行も楽しいですよ。

咸臨丸

「咸臨丸」は冷暖房完備の客室や、畳部屋の客室など設備が充実しているクルーズ船です。

所要時間は約１時間で、鳴門の渦潮はもちろん淡路島の景色をのんびりと楽しむことができます。おすすめは広々としたオープンデッキ。

開放感たっぷりで見晴らしが最高です！渦潮を眺めながらリゾート気分も味わえるクルーズ船です。

実際に訪れた人の反応

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注意点

１.迫力のある渦潮を見るための注意！

せっかく渦潮クルーズに行くなら、ダイナミックな渦潮を見たいですよね。渦潮は潮の流れによって発生具合が大きく変わります。

そこで確認しておきたいのが「潮見表」です。１日のうちで渦潮が発生する時間帯や予想される大きさが掲載されているので、ぜひこの時間に訪れて下さい。

１ヶ月のうちで最も大きな渦潮が期待できる「大潮の日」なら、よりダイナミックな渦潮を見ることができます。

潮見表は主に渦潮クルーズ船のホームページに掲載されています。必ずチェックしておきましょう。

２.渦潮が全く見えない時間に注意！

うずしおは潮流によって発生する自然現象。そのため潮の流れによっては全くうずしおが見られない時間があります。

「せっかく渦潮クルーズに行ったのに渦潮を見られなかった。」といったことにならないよう、潮見表で発生時刻を確認してから訪れましょう。

アクセス方法

渦潮が発生する鳴門海峡は、淡路島の南端部に位置しています。

主に渦潮クルーズは淡路島南端部の「福良港」、淡路島から大鳴門橋を渡った「鳴門公園観光港」などから出港しています。

ここでは淡路島側の福良港へのアクセスをご紹介します。

車の場合

淡路島の入り口「淡路IC」からは、神戸淡路鳴門自動車道を利用して約１時間程の距離です。

うずしおクルーズの周辺にある駐車場は全て無料で利用できるので、車でも安心です。

公共交通機関の場合

淡路島には電車が無いため、公共交通機関の場合はバスを利用しましょう。神戸方面から行く場合は、神戸三宮バスターミナルから、福良バスターミナルまでの高速バスを利用します。

所要時間は約９０分ほどで到着します。本数は多くないので確認しておきましょう。

福良バスターミナルから船乗り場までは徒歩２分です。