JR姫路駅から徒歩２０分。威風堂々とたたずむ白く美しい「姫路城」は、姫路のシンボル的な存在です。シラサギが羽を広げたような優美な姿から「白鷺城」の愛称で親しまれています。

姫路城は、明治・昭和・平成と時代ごとに修理を重ね、約４００年もの歴史がある名城。歴史を重ねたお城と日本の美しい風景を楽しめるスポットとして、歴史ファンだけでなく多くの観光客で賑わっています。

近年では、アプリを使った見学や夜間のライトアップなどいろんな楽しみ方ができるのも魅力のひとつ。姫路城の歴史や見どころについて知っておけば、より姫路城を楽しむことができますよ。

今回は姫路城の観光情報についてご紹介します。

姫路城とは

日本初の世界文化遺産になったお城

姫路城は、慶長三年（１６０９年）に現在の姿である連立式天守が完成しました。日本ならではの美しい木造建築や建築技法が称され、日本初の世界文化遺産として登録されたお城です。

城内にある門など計７４棟は国の重要文化財に指定されており、大天守など計８棟は国宝に指定されています。とにかく貴重な歴史を感じる見どころが満載なんですよ。

ぜひ見逃さないように散策しましょう！

姫路城の歴史

姫路城は、築城から何度か増築をし、現在の連立式天守の形となりました。その歴史は１３４６年に武将・赤松貞範が姫路城を築城したのがはじまりとされています。当時は現在の形ではなく、まだ小さなお城だったそう。

その後、大河ドラマでも有名な名将・黒田官兵衛が父から引き継ぎ姫路城の城主となります。１５８１年に黒田官兵衛は豊臣秀吉に姫路城を献上し、３重の天守が完成しました。

そして１６０９年。関ヶ原の戦いの後に城主となった池田輝政によって、現在の連立式天守が完成しました。４００年もの長い歴史の中で多くの歴史上の人物が姫路城に関わっていることが分かりますね。

姫路城にはこれらの人物と関わりのある品や当時の歴史背景を物語る史跡などが多く残されています。

姫路城はこんな人におすすめ

日本の歴史が好き！

姫路城には４００年もの深い歴史を感じる見どころがたくさん！歴史好きなら１日中楽しむことができますよ。

姫路城のシンボル的存在の国宝大天守は地下１階〜地上６階の７階建て。白漆喰総塗籠（しろしっくいそうぬりごめ）で真っ白に輝く外壁が特徴です。

大天守の中には隠し部屋や武具の保管庫など、敵が迫って来られないように様々な仕掛けが各フロアに施されており、細かい見どころが満載。そして最上階は絶景ポイント。姫路市街を地上９２mから望むことができます。

お城と絶景を楽しみたい！

四季折々の美しい風景を楽しめるのも、姫路城の見どころのひとつ。姫路城は「日本さくら名所１００選」にも選ばれており、関西屈指のお花見スポットなんです。

美しく咲き乱れる桜とお城の光景はなんとも風情たっぷり。秋には紅葉も見頃に。

姫路城内にある庭園「好古園」は兵庫県内有数の紅葉スポットです。モミジやカエデなどの紅葉と日本庭園、姫路城の美しい光景を眺めることができます。

日中の真っ白に輝く姫路城も美しいですが、夜は違った表情を見せてくれます。城内では日没から深夜０時まで毎日、ライトアップを実施しており、日中とは違った厳かな光景を楽しむことができます。

暗闇にライトアップされ浮かび上がる姫路城は、思わず圧倒される美しさですよ。

実際に行った人の反応

SNSより、実際に姫路城を訪れた方の反応は以下の通りです。

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注意点

１.開城時間に注意！

姫路城を訪れる場合は開城時間に注意しましょう。開城時間は午前９：００から午後４：００まで、閉門は午後５：００です。

姫路城は見どころが多いので閉門間際に訪れてしまうと、見どころを回りきれない可能性も。余裕を持った時間に訪れましょう。

２.休城日に注意！

姫路城の休城日は１２月２９日、３０日です。この日は姫路城の中には入れませんので注意して下さい。

アクセス方法

姫路城へのアクセスは公共交通機関の利用が便利です。JR姫路駅または山陽姫路駅から姫路城までは徒歩２０分。

過ごしやすい季節なら姫路の街を散策しながら行けるのでおすすめです。バスを利用する場合は姫路駅北口から神姫バス乗車「大手門前」下車徒歩５分です。

車の場合は公営駐車場がいくつかあります。姫路城のホームページに掲載されているので確認しておきましょう。繁忙期は駐車場の混雑が予想されるので早めの到着が無難です。